麻呂は見た…で? その8 コインランドリーの乾燥機を使う前の注意事項や予備知識(2)
- 麻呂明弘
- 2021年6月18日
- 読了時間: 3分

こんにちは、薄眉だけがお公家風。やわい店長の麻呂です。
前回に続き「乾燥機を使う前の注意事項や予備知識」などを、繰り返しの部分も含めて最終確認します。次回は乾燥できると思います。恐縮です。
■乾燥機はどうやって乾かす?
乾燥機が洗濯物を乾かす仕組み。これを知っておけば、効果的な乾かし方が分かってきます。
〇乾燥機の乾かす仕組み
ドラムが回転し、上部から温風が下に吹き付け、下の強力なファンでほこりなどを下部から外に吹き出します。洗濯物は、回転しているドラムが上に行くと、フワッと落ちながらその間に温風をまとい乾燥する仕組みです。
・入れる量はドラムの1/3程度
洗濯機の場合は、洗濯槽内に詰め込む感じの方が、汚れが落ちやすいためオススメですが、乾燥機の場合は詰め込むと、落ちながら乾燥することができないため、洗濯物はドラムの1/3程度の量に抑えておくことが必要です。
実際に、洗濯機と乾燥機のドラムの大きさを比べてみてください。同じ容量表示でも、乾燥機のドラムの方が、洗濯機に比べ奥行も高さも明らかに大きくなっています。
■早く乾かす裏ワザ?
〇その1…途中でほぐす
早く乾かすには、途中で乾燥機の扉を開けて、いったんほぐして再開させると効果的です。つまり、絡まった状態では落ちながら温風をうまくまとうことができないため、人が手を加えることで乾燥時間が早くなる可能性があります。
〇その2…大型乾燥機を使う
洗濯物の量にもよりますが、例えば14kg洗濯機で洗った一般衣料のまとめ洗いの場合など。同じ400円を使い、14kg中型乾燥機は40分、23kg大型乾燥機なら32分です。
あくまでも乾燥する量や乾きやすいかどうか材質などにもよりますが、大型乾燥機を使った方が、滞空時間が長くそれだけ温風をまとうことなどから、早く乾燥するようです。
なんとなく、同じ料金で時間が長い方がお得な感じもしますが、乾燥機の仕組みを考えると、大型乾燥機の方が早く乾くと言えそうです。
〇その3…タオルを一緒に入れる
よく言われているのが、このタオルを一緒に入れると乾燥が早くなるというもの。
この3つを組み合わせると、かなり時間は短縮できるかもしれません。一秒でも早く乾かしたい、お急ぎの場合は是非お試しください。
■花粉やダニへの対応は?
高温のガス乾燥機のため、温風というよりも高温の場合78℃の熱風でダニも殺します。
その死骸や、洗濯で落ち切れなかった花粉なども、ふるい落して、ドラムから外へ吹き飛ばしてしまう効果が望めます。
もちろん、外に干さないため、外干しのように花粉がついてしまう心配はありません。
最近は、時期によって黄砂やPM2.5といったアレルギー物質が心配。そういう場合にも、全く心配ご無用なのが、この乾燥機での乾燥ということになります。
乾燥前の注意事項は大丈夫でしょうか。予備知識で裏ワザも知って、乾燥が待ち遠しい感じ。次回はいよいよ乾燥機が使えるようです。
また、スニーカーランドリーについても、使い方などを知っておくことにしましょう。
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